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日々のこと、読書日記、徒然なるままに思うところ

読書

村上春樹訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』読了

年内にある程度、著名な映画や本を読み漁ろうと計画しているのだが、あまりうまくいっていない。 映画は観る分、かっちり時間とればいい話だが、本となると一日で読まず、合間合間で読むようになってしまうため、あまり読み進められない。小説の場合だと、話…

恋文の技術

恋文というのは、意中の人へ差し出すエントリーシートでしょう。就職といい、恋人といい、俺にはエントリーする能力が根本的に欠けているのだと思います。このまま手をこまねいていては、人生にエントリーできなくなる。(p.185) 恋文の技術 (ポプラ文庫)森…

スプートニクの恋人

スプートニクの恋人 (講談社文庫)村上 春樹講談社発売日:2001-04-13ブクログでレビューを見る» 村上春樹「スプートニクの恋人」読了。 難解、そして寂しい小説であった。あらすじ 変わった女の子「すみれ」と彼女に恋をし恋にまったくの興味がないすみれが…

コインロッカー・ベイビーズ

小説なんて読んでる場合じゃない!っていうご時世らしいですよ。 まあ関係なく読みましょう。楽しいので。 それにしてもあんた達いい色に焼けてるね、サーファーかい? 白いスーツできめてるところ見ると、サーフシティ・ベイビーズだね? 店員が金を数えな…

MacBook Air 11インチ欲しい!

MacBook Air 11インチ欲しい!ということで、まんまとはてなの策略にはまりました。ええ。 まあそりゃこんな簡単に得られるならやっちゃいますよね!wつーわけで、良い機会なんで読んでた本を紹介したいと思います。砂の器〈上〉 (新潮文庫)松本 清張新潮社…

私の男

私の男 (文春文庫)桜庭 一樹文藝春秋発売日:2010-04-09ブクログでレビューを見る» 結構前に読み終わってたけどごたごたしてて書いてませんでした。 桜庭一樹の「私の男」読みました。あらすじ 「私の男は、ぬすんだ傘をゆっくりと広げながら、こちらに歩い…

宵山万華鏡

ページが見つかりません - MSN産経ニュース お久しぶりです。先日は京都で宵山がありましたね。 昨年より4万人多い35万人が参加したようです。僕も参加したかった。来年は是非とも参加して人混みにもみくちゃにされて、京都は怖いところだと言って帰って…

チーム・バチスタの栄光

久々にエントリ書きますw 放置しているとかじゃないんだけど、いやこれだけ経ってるわけだし放置かwとりあえず、生きてますw 最近は、また急激に忙しくなったんで参ってますよ。出るはずのなかった消防大会にブラック授業とブラックゼミとブラックレポー…

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)村上 春樹新潮社発売日:1988-10ブクログでレビューを見る»世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)村上 春樹新潮社発売日:1988-10ブクログでレビューを見る» 村上春樹の…

好きって絶望だよね A Lollypop or A Bullet

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)桜庭 一樹角川グループパブリッシング発売日:2009-02-25ブクログでレビューを見る»こいつは久々にすさまじいものを読んじまった…… 今日は桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」です。…

ファイブ・スポット・アフターダーク

アフターダーク (講談社文庫)村上 春樹講談社発売日:2006-09-16ブクログでレビューを見る» 村上春樹の作品に関しては、意図を察しようとか、読み込むとかっていう行為自体に対して、ある種の諦めみたいなものを感じていて、そのため妥協して雰囲気を楽しむ…

好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)舞城 王太郎講談社発売日:2008-06-13ブクログでレビューを見る» 愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、と…

1973年のピンボール

1973年のピンボール (講談社文庫)村上 春樹講談社発売日:2004-11ブクログでレビューを見る» 読み終わってから4,5日経ってしまったので、そのとき思っていた感情とかそういうものをここに書くことは難しい。だけど、書かないわけにもいかないので、やってみ…

風の歌を聴け

風の歌を聴け (講談社文庫)村上 春樹講談社発売日:2004-09-15ブクログでレビューを見る» 相変わらず、読了後に周りの空気が張り詰めていたことを知るというか、最大限に聴覚が研ぎ澄まされる。ふと、深夜降り出した雨の中読むのが最高なのではないかと思っ…

ほるもおおおおおおおお

鴨川ホルモー (角川文庫)万城目 学角川グループパブリッシング発売日:2009-02-25ブクログでレビューを見る» というわけで鴨川ホルモーを読んだという話。 鴨川ホルモーというと映画にもなったし、知っている人も多いのではないかと思います。まあ映画の方は…

いらっしゃーい

フジファブを延々と聴き続ける毎日を過ごしています。 こんなんだったらライブ行って曲ももっと聴くべきだった… 空中ブランコ (文春文庫)奥田 英朗文藝春秋発売日:2008-01-10ブクログでレビューを見る» 町長選挙 (文春文庫)奥田 英朗文藝春秋発売日:2009-0…

新釈 走れメロス

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)森見 登美彦祥伝社発売日:2009-10-15ブクログでレビューを見る» 読者は激怒した。必ずかの邪知暴虐の著者を除かなければならぬと決意した。 なんてわけではないですけどw 有名作品をこんな形でアレンジしたわ…

ねじまき鳥クロニクル

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)村上 春樹新潮社発売日:1997-09ブクログでレビューを見る» ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)村上 春樹新潮社発売日:1997-09ブクログでレビューを見る» ねじまき鳥クロニクル…

蹴りたい背中

来週のゼミ合宿に向けて修羅場ラバラバ 5forcesとか大学生が使うフレームワークじゃねーよ!!! 蹴りたい背中 (河出文庫) 綿矢 りさAmazonランキング:46383位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog 暇だったのでぱらっ…

きつねのはなし

超久しぶりの更新。 なんかもうブログの存在自体忘れてたわwww きつねのはなし (新潮文庫) 森見 登美彦Amazonランキング:80480位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog 森見登美彦の小説。 つい先日(といっても一月…

人間失格・こころ

大学のテスト習慣に巻き込まれてついでにゼミの打ち合わせやら勉強やらなんかよくわからんけど拘束されてすっかり忘れてた。これ読み終わったの結構前になるなぁ…忘れてるかも…まあ書こう。 人間失格・桜桃 (角川文庫) 太宰 治Amazonランキング:81833位Amaz…

閉じられた世界

大学のゼミが忙しくなるにつれて、大きな時間がとれなくなりました。 結果的に、仕事同士の間の時間が生じてしまってそれが短いようで長い。 そういうときはゼミのテキスト読んで復習するのも良いが、小説を読むことが大事だと思う。 普段妙に時間が余ってる…

ノルウェイの森

というわけでLivedoor様から完全移行というわけでね。 あ、一応前のブログのリンク貼っとくか。 なにをすることもなく・・・ - livedoor Blog(ブログ) まあそんなわけでこれからはこっちでやっていこうと思います。 心機一転なるか!? というかブログごと…

サンクチュアリ

なんとなく恩田陸読みたくて古本屋行ってきた感じ。 ネバーランド (集英社文庫) 恩田 陸Amazonランキング:17075位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog 内容 舞台は伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くの生…

ネバーダイ

スカイ・クロラ (中公文庫) 森 博嗣Amazonランキング:2267位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog ふと思い立って買った。 最近に映画をやっていたし、森博嗣の本読んでみたかったし。 でもミステリー読むほど今は体力…

ラッシュ・人生

ラッシュライフ (新潮文庫) 伊坂 幸太郎Amazonランキング:910位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog 伊坂幸太郎2作目の『ラッシュライフ』です。 伊坂幸太郎は『重力ピエロ』以来、独特の洒落た?言い回しとかが嫌いで…

痛切

もはや読書記録日記に成り下がっているのはキニシナイ いいんだもん。実際、本を読むことは良いことなのです。 まず、日本語を学べます。 表現が増えます。漢字も覚えます。 知識はまちまち。専門書なら増えるね。 僕が小説好きな理由は知識的な問題ではなく…

GOSICK読みますた

GOSICK—ゴシック (富士見ミステリー文庫) 桜庭 一樹,武田 日向Amazonランキング:154499位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog 友達から借りました。 桜庭一樹のラノベです。内容は、西欧の小国ソヴェールに留学した久…

戦慄

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) 森見 登美彦Amazonランキング:280位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog相変わらずお変わりのないようで笑わせてもらっています。先日の京都来訪から一週間、若干のサボりがあったにせ…