uedai blog

日々のこと、読書日記、徒然なるままに思うところ

ネバーダイ


森 博嗣
Amazonランキング:2267位
Amazonおすすめ度:


ふと思い立って買った。
最近に映画をやっていたし、森博嗣の本読んでみたかったし。
でもミステリー読むほど今は体力ないし…


そんなわけでスカイ・クロラ読みました。
これはこれで体力使うなぁ…笑
シリーズ全部読んでから書こうか迷ったけどまあとりあえず書いとく。


内容
主人公カンナミユーヒチは戦闘機のパイロット。戦争がショーとして行われる時代に生きる「大人にならない子供たち」の物語。


ここからは憶測の話をします。
あくまでシリーズ中の一つを読んだに過ぎないので。
どういうことかというとこの作品だけでは世界観やら何やらが全く分からないからです。
あくまで暗黙の了解、共通認識、それは主人公視点で描かれているから。
だから、憶測の域で話します。
まあ、今作がシリーズ中最後に当たるパートだから何だけどね。


まず、どういう世界なのかというと、MGS4が分かりやすいと思う。
国家間の大戦は企業間の代理戦争に取って代わった。
そこでは、戦争はビジネスとなり、大人たちのショーとなっている。


主人公カンナミユーヒチは代理戦争会社のパイロット。
飛行機に乗るのが日常、人を殺すのが仕事だ。
そして「大人にならない子供」、キルドレである。


そんな彼らの日常を描いたのがこの作品。
ストーリー自体に山場とかはない。
いやあるけどまあ淡々としていますよってこと。


映画にもなりましたが、やはり見せ場的なものは空中戦でしょう。
森博嗣が飛行機好きということもあって専門用語が飛び交う空中戦は流れるように映像が回ります。


あとは空中戦同様に文章がぶつ切りになるパート。
ここら辺の描写は面白い。


自らの存在意義を空に求めた、キルドレ
生と死を冷淡かつ空虚に描き、さらりと流れ出る言葉に悲しみが見える。


またMGSの話をするけどw、グレイ・フォックスに似ているなぁと。
シリーズ読むしかない、かな。