uedai blog

日々のこと、読書日記、徒然なるままに思うところ

チーム・バチスタの栄光

久々にエントリ書きますw
放置しているとかじゃないんだけど、いやこれだけ経ってるわけだし放置かwとりあえず、生きてますw
最近は、また急激に忙しくなったんで参ってますよ。出るはずのなかった消防大会にブラック授業とブラックゼミとブラックレポート……まー自分の効率が悪いんだわな。


ちょっと今さら感でまくりですけど、映画にもなった有名小説「チーム・バチスタの栄光」の紹介です。
僕は、映画化したたいていの小説が嫌いで(映画がほとんどひどい出来になってしまい、小説の魅力が減る)、かつ世間で流行っている小説は読まず嫌いなので避けていましたwたまたま借りられる機会があったんで読みましたけど、普通に面白かったです。


内容
万年講師の窓際医師田口は、高階病院長の特命の下、登場大学医学部付属病院で行われたバチスタ手術の連続術中死の原因を探るべく、バチスタチームのメンバーに聞き取り調査を始めることになる…‥といった感じ。


豊富な医療知識に則ったリアルな描写、下巻からのテンポ加速、個性的なキャラクタが織りなす深い心理描写、なるほどこれは「このミス」に選ばれてもおかしくない面白い小説だった。
驚愕すべきは、著者が現役の医師であること!医者なのに小説書けるなんて、君こそ田口か!って突っ込むところ違いますねw医師がこれほどの文章を書けるなんて、世も変わりましたなぁと思うところです。


事件については、連続術中死の原因が、単なる手術事故なのか、それとも悪意を持ったものなのか、と探りを入れていくのですが、その過程でもそれぞれのキャラクタの魅力を存分に引き出した展開となっていて、非常に喜怒哀楽激しく読めた。
注目すべきは、田口のパートナーとして調査に参加する白鳥だ。彼は、この小説の中で一番強烈なキャラクタだろう。上巻で田口が調査の甲斐なく、再び術中死が起きてしまい、お手上げ状態なところ現れた救世主かと思いきや、ものすごい変人、てか、うざいwでも、白鳥のおかげで、物語の流れに拍車がかかり、スピードアップしていき、物語に更にひきこまれていった。
少し残念だったのは、事件の真相が思っていた以上に浅いなーと思ってしまったこと。盛り上がっていたところ、そっちかー!って感じだったのでwいやまあ、あれはあれで有りだと思うけどね。


とまあ、そんな感じで世間を賑わした小説の人気の理由は、個性的なキャラクタとセンセーショナルな医療というテーマだと思いました。(なんか締めたw)


今後とも、更新は停滞気味……orz
やっぱり自分が勉強している内容についてでもエントリ書いていこうかしらね。そんな需要あるのかしら。そんなこと言ったら、このブログ自体ry…