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日々のこと、読書日記、徒然なるままに思うところ

MacBook Air 11インチ欲しい!

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ということで、まんまとはてなの策略にはまりました。ええ。
まあそりゃこんな簡単に得られるならやっちゃいますよね!w

つーわけで、良い機会なんで読んでた本を紹介したいと思います。


松本清張の言わずと知れた名作「砂の器」です。
久々に推理もの読んでうはーってなりました。てか、もう結構前に読んだからあまり感慨がないw


あらすじ
蒲田駅の操車場で他殺死体が発見された。手がかりは、事件発生場所から近いバーでの目撃情報。そして、東北なまりの「カメダ」という言葉だった。今西刑事の執念の捜査により、徐々に浮かび上がった情報をもとに、事件は明らかになっていく・・・


古典的、というにはあれかもしれんが、推理ものの中でも名作という位置付けの本作品だけど、確かに今の推理ものに至る要素が幾分かちりばめられてるように感じました。
中でも、多くの伏線をつなぎ合わせていったり、断片的な情報をもとに話が進んでいくというのは、今にも結構受け継がれていますよね。この当時こういう小説ってあったのかな?よくわからん。


ただ、残念だなーと思ったのは感情移入がしきれなかったこと。
推理としては、現実の情報をもとによく調べたなーというような推理をしてて、すごいと思う。(ラストのトリックはちょい信じられんがw)ハンセン病とかの社会派な内容を盛り込んでいて、推理だけにならないように作り込まれている。
でも、ラストの部分でもそうだが、少し簡単に仕上げすぎかなーと思う。余韻がないというか。


推理を楽しむ分には面白いかなとは思いました。そんな感じでした。